Red Cedar, Hoh Rain Forest, Taft Creek Spring Water, Bleeding Heart)が完成しました。
ベインブリッジアイランドに滞在していた友人と私は、この旅の締めくくりに、この島とシアトル周辺のファーストネーションのドゥアミッシュ族の酋長で、シアトル市の名前の由来になった、チーフシアトルのお墓にご挨拶に行く事にしました。シアトルに住み始めてから今回アメリカを去るまで、チーフシアトルとこの土地には個人的にも、色々な深く強い御縁を感じていて、よく訪れた大切な場所。
その土地に住む人たちにもお世話になり続けていて、最後に訪れなければならない場所でした。
今回の旅に同行してくれた友人は、有名なパフォーマー、そしてダンサーです。日本舞踊の在る流派の二代目の家元であり、色々なダンスに限らず、宇宙と大地と繋がった、暖かく寛大で、大地のように愛に溢れた感性の持ち主。様々な人々を導くワークを展開する彼女はとてもクリエイティブで素敵な女性です。 今回の旅は、彼女の純粋な媒体のエネルギーにも支えられ、色々な意味で彼女に導かれました。この旅は、彼女にとっても、絶妙なタイミングでのターニングポイントであって、彼女でなければこの旅は成立しませんでした。
チーフシアトルのお墓の前で、今回の旅の途上で、これも不思議なタイミングで贈呈していただいた、エルク(大鹿)の皮で作られた先住民のドラムを叩いて、奉納を始めました。ドラムと歌に導かれながら、友人は踊りを奉納し始めました。
お墓の周りの4つ方角に挨拶し、私たちは自然に歌い、踊りながら、
チーフシアトルに祈りを捧げていました。何もかもが、ただ、自然に起こっている…。
チーフシアトルに祈りを捧げていました。何もかもが、ただ、自然に起こっている…。
でも、どこかで、全てが約束されたようなバランスで、なるべくして起こってるようでした。
チーフシアトルは、この土地が開拓され買収されながら、
混沌とした状態の中でも調和を持ち続け、
尊敬され続けた方。
尊敬され続けた方。
彼が残した有名なメッセージの中に、蜘蛛の巣の話があります。
「私たちは知っている。
血が人をつなぐように、
全ての存在は蜘蛛の巣のように
結ばれ合っている事を。
人は、この命の網を織り出す事はできない。
人はわずかに網の中の一本の糸、だから、
命の網に対するどんな行為も、 自分自身に対する行為となることを。」
今回のエッセンス作りのなかで、蜘蛛の精霊とメディスンが、
何時も私たちを導いてサポートしてくれていた
ように感じていました。
何時も私たちを導いてサポートしてくれていた
ように感じていました。
全て繋がって循環している事。過去も現在も未来も。
個人の浄化は、全ての繋がりの浄化である事。
全ての繋がりの痛みと喜びは、個人の痛みと喜びである事。
その網の編み目から広がり、命が面々と繋がって行く事。
自分の行いは、全てに関係し、自分に再び帰ってくる事。
目には見えない何かによって、すべては影響し合って、繋がっている事。
今までの人生も、この旅自体も、チーフシアトルのその言葉、そのもののように感じてなりません。
かかわり合った、全ての人々。まだ会わぬ人々。
過ぎ去って行った時間やまだ体験していないもの。
訪れた場所や風の音。山の山頂の匂いや、心に浮き沈みする感情。
一瞬一瞬起こる事との出会いと別れ。
私たちは、すべての一部であること。
すべてがただ、綿々と繋がっている。
しばらくして、踊りとドラムの奉納が一段落したので、
お墓の正面で、私たちは跪きました。
色々な思いを心に感じながら、祈りの言葉をチーフシアトルに捧げ始めました。そうしたら、友人が突然ヒクヒクし始め、何かと彼女の周波数を調整しているかのようでした。そして、 声を出し始めたと思ったら、
驚く事に彼女を使って、何かの精霊が語り始めたのです!
驚く事に彼女を使って、何かの精霊が語り始めたのです!
私はその話に耳を傾けるために、小さくドラムを再び叩き始めました。
その言葉は、何と訳して良いのか全く分かりませんでしたが、
聞いた事はないけれど、確実にどこかの言葉で、低い声で男性が話しているよう。
その語りを聞いていると、心がとても熱くなり、涙が出てきてしまいました。
もしかしたら、チーフシアトルかな?
彼女は、目を閉じて媒体になって、来る言葉をすらすらと出していました。
3分程のお話しの後、最後に短い歌を歌い、その精霊は去り、
彼女は元の彼女にもどりました。
ここで起こっていること。あまりにもすごすぎて、
しばらく言葉にならず、ただ、沈黙の中で、心で、
起こっていることを受け入れていました。
起こっていることを受け入れていました。
最後にチーフシアトルに挨拶をして、感謝と、この繋がり、そして、大いなる愛と力を感じ、
泣きながら、最後に友人と強く、抱き合いました。
何かものすごいものをこの旅の途上で学び、感じ、体験する事ができた事に、
お互い感動で胸がいっぱいになっていました。
そして、自然にチーフシアトルへのお参りは無事に終了しました。
友人に先ほどの事を聞いてみた所、
『何を話しているか自分でもよくわからなかったけど、
とにかく、嬉しくて感謝の気持ちだと言っていたよ。
そして何時も共にいるよって。』
と教えてくれました。
言葉ではとても表現出来ない、美しい物。素晴らしいギフト…
あくまでも個人的にですが、達成感というか、お役目を果たしたなというか、やることをやり終えたという気持ちと、何とも言えない、魂が感動している気持ちとともに、チーフシアトルのお墓を去りました。
滞在場所に戻る途中、入り江を少しドライブしていました。
ぱっと空を見上げていたら、白頭鷲が海の方から飛んできました。そうしたら、もう一羽、飛んできた!つがいの白頭鷲が、私たちの上空に現れたのです!この旅の終了のサインでした (残念ながら、写真がとれませんでした!)
白頭鷲の高い視点で見てみると、蜘蛛の巣のような繋がりが見えてきます。
私たちはその一部であり、それが全てに影響している事を、この旅の途上で巡り会った,動植物や沢山の精霊、そして、この旅自体が教えてくれています。
この旅で作られた、Eagle Spirit Essencesたちは、使う方個人が、天空を飛ぶイーグルの視点から、全てを見ることをサポートするでしょう。その全ての繋がりの一部である事を学び、気づき、再確認する為に導いてくれるでしょう。そして、その繋がりがサポートとガイダンスを与え合って、内なる調和と、外に広がる調和の循環を作り上げる助けをするはずです。
最後に、このエッセンスの旅をサポートしてくれた、大自然、大いなる精霊をはじめとする、沢山の精霊たち、北米大陸先住民のご先祖様の魂たち、この旅へと導いてくれた、全ての御縁の人たちと、物事と場所に、心から感謝の気持ちを伝えたいです。
ありがとう。
Eagle Spirit Essenceが
たくさんの人の心とその繋がり全てに
調和を持たらしますように。
All our relations,