about my work

アラスカンエッセンスとオリジナルのイーグルスピリットエッセンス、アメリカ先住民のドラムなどを使用するワークや、薬草やセークレットパスカードやアニマルメディスンカードなどのリーディングセッションなどを行います。
お知らせ☆
しばらくお休みしていた、対面セッションを再開することにいたしました。出張でのセッションも行いますので、お気軽にお問い合わせください。

2010年11月27日土曜日

Eagles Spirit Essence/エッセンス作りの旅 最終回

御縁と導きにより、5つのエッセンスたち(Mt.Tahoma Creation, 
Red Cedar, Hoh Rain Forest, Taft Creek Spring Water, Bleeding Heart)が完成しました。 




ベインブリッジアイランドに滞在していた友人と私は、この旅の締めくくりに、この島とシアトル周辺のファーストネーションのドゥアミッシュ族の酋長で、シアトル市の名前の由来になった、チーフシアトルのお墓にご挨拶に行く事にしました。シアトルに住み始めてから今回アメリカを去るまで、チーフシアトルとこの土地には個人的にも、色々な深く強い御縁を感じていて、よく訪れた大切な場所。
その土地に住む人たちにもお世話になり続けていて、最後に訪れなければならない場所でした。 





今回の旅に同行してくれた友人は、有名なパフォーマー、そしてダンサーです。日本舞踊の在る流派の二代目の家元であり、色々なダンスに限らず、宇宙と大地と繋がった、暖かく寛大で、大地のように愛に溢れた感性の持ち主。様々な人々を導くワークを展開する彼女はとてもクリエイティブで素敵な女性です。 今回の旅は、彼女の純粋な媒体のエネルギーにも支えられ、色々な意味で彼女に導かれました。この旅は、彼女にとっても、絶妙なタイミングでのターニングポイントであって、彼女でなければこの旅は成立しませんでした。 










チーフシアトルのお墓の前で、今回の旅の途上で、これも不思議なタイミングで贈呈していただいた、エルク(大鹿)の皮で作られた先住民のドラムを叩いて、奉納を始めました。ドラムと歌に導かれながら、友人は踊りを奉納し始めました。 





お墓の周りの4つ方角に挨拶し、私たちは自然に歌い、踊りながら、
チーフシアトルに祈りを捧げていました。何もかもが、ただ、自然に起こっている…。
も、どこかで、全てが約束されたようなバランスで、なるべくして起こってるようでした。 











チーフシアトルは、この土地が開拓され買収されながら、
混沌とした状態の中でも調和を持ち続け、
尊敬され続けた方。



彼が残した有名なメッセージの中に、蜘蛛の巣の話があります。 











「私たちは知っている。 
血が人をつなぐように、 
全ての存在は蜘蛛の巣のように 
結ばれ合っている事を。 
人は、この命の網を織り出す事はできない。 
人はわずかに網の中の一本の糸、だから、 

命の網に対するどんな行為も、 自分自身に対する行為となることを。」 











今回のエッセンス作りのなかで、蜘蛛の精霊とメディスンが、
何時も私たちを導いてサポートしてくれていた
ように感じていました。 
全て繋がって循環している事。過去も現在も未来も。 
個人の浄化は、全ての繋がりの浄化である事。 
全ての繋がりの痛みと喜びは、個人の痛みと喜びである事。 
その網の編み目から広がり、命が面々と繋がって行く事。 
自分の行いは、全てに関係し、自分に再び帰ってくる事。



目には見えない何かによって、すべては影響し合って、繋がっている事。







今までの人生も、この旅自体も、チーフシアトルのその言葉、そのもののように感じてなりません。



かかわり合った、全ての人々。まだ会わぬ人々。
過ぎ去って行った時間やまだ体験していないもの。
訪れた場所や風の音。山の山頂の匂いや、心に浮き沈みする感情。
一瞬一瞬起こる事との出会いと別れ。
私たちは、すべての一部であること。
すべてがただ、綿々と繋がっている。














しばらくして、踊りとドラムの奉納が一段落したので、 






お墓の正面で、私たちは跪きました。 

色々な思いを心に感じながら、祈りの言葉をチーフシアトルに捧げ始めました。そうしたら、友人が突然ヒクヒクし始め、何かと彼女の周波数を調整しているかのようでした。そして、 声を出し始めたと思ったら、
驚く事に彼女を使って、何かの精霊が語り始めたのです! 

私はその話に耳を傾けるために、小さくドラムを再び叩き始めました。 

その言葉は、何と訳して良いのか全く分かりませんでしたが、 
聞いた事はないけれど、確実にどこかの言葉で、低い声で男性が話しているよう。

その語りを聞いていると、心がとても熱くなり、涙が出てきてしまいました。 


もしかしたら、チーフシアトルかな?





彼女は、目を閉じて媒体になって、来る言葉をすらすらと出していました。 


3分程のお話しの後、最後に短い歌を歌い、その精霊は去り、

彼女は元の彼女にもどりました。 









ここで起こっていること。あまりにもすごすぎて、 
しばらく言葉にならず、ただ、沈黙の中で、心で、
起こっていることを受け入れていました。

最後にチーフシアトルに挨拶をして、感謝と、この繋がり、そして、大いなる愛と力を感じ、
泣きながら、最後に友人と強く、抱き合いました。 
何かものすごいものをこの旅の途上で学び、感じ、体験する事ができた事に、
お互い感動で胸がいっぱいになっていました。




そして、自然にチーフシアトルへのお参りは無事に終了しました。 







友人に先ほどの事を聞いてみた所、 

『何を話しているか自分でもよくわからなかったけど、 
とにかく、嬉しくて感謝の気持ちだと言っていたよ。 
そして何時も共にいるよって。』 
と教えてくれました。 

言葉ではとても表現出来ない、美しい物。素晴らしいギフト…

あくまでも個人的にですが、達成感というか、お役目を果たしたなというか、やることをやり終えたという気持ちと、何とも言えない、魂が感動している気持ちとともに、チーフシアトルのお墓を去りました。 






















滞在場所に戻る途中、入り江を少しドライブしていました。 







ぱっと空を見上げていたら、白頭鷲が海の方から飛んできました。そうしたら、もう一羽、飛んできた!つがいの白頭鷲が、私たちの上空に現れたのです!この旅の終了のサインでした (残念ながら、写真がとれませんでした!)

白頭鷲の高い視点で見てみると、蜘蛛の巣のような繋がりが見えてきます。 

私たちはその一部であり、それが全てに影響している事を、この旅の途上で巡り会った,動植物や沢山の精霊、そして、この旅自体が教えてくれています。 
この旅で作られた、Eagle Spirit Essencesたちは、使う方個人が、天空を飛ぶイーグルの視点から、全てを見ることをサポートするでしょう。その全ての繋がりの一部である事を学び、気づき、再確認する為に導いてくれるでしょう。そして、その繋がりがサポートとガイダンスを与え合って、内なる調和と、外に広がる調和の循環を作り上げる助けをするはずです。 

最後に、このエッセンスの旅をサポートしてくれた、大自然、大いなる精霊をはじめとする、沢山の精霊たち、北米大陸先住民のご先祖様の魂たち、この旅へと導いてくれた、全ての御縁の人たちと、物事と場所に、心から感謝の気持ちを伝えたいです。 








ありがとう。 

Eagle Spirit Essenceが 
たくさんの人の心とその繋がり全てに 
調和を持たらしますように。 

All our relations,

Eagle Spirit Essence/Bleeding Heart エッセンス作りの旅5

 Bleeding Heart (ブリーディング ハート/鯛釣り草)  
ワシントン州ベインブリッジアイランドで作りました。 




               



Grand Forest(グランドフォレスト)という深い森の中の、Bleeding Heart(ブリーディングハート)が群生している場所で作りました。あなたは決して一人ではない、ということを教えてくれるエッセンスです。無条件の愛を再確認し、心を開く事によって周囲の心も、お互いに開いている事を見せてくれます。心を開いて大きな視点で見る事によって、たくさんのサポートが在る事を気づかせてくれるでしょう。一人一人がそれぞれ、そのままで特別な存在である事を再確認し、自己を敬う事と同時に、周囲を敬う事を助けてくれます。 







A story of making essence: 


再び、ベインブリッジアイランドに戻ってきた私たちは、グランドフォレストに向かいました。さまざまな植物が生きるこの森。そして、色々な素晴らしいエネルギーを持つ森なので、その時まで、次、何のエッセンスを作るか、まだ決めていなかったのです。ふと、ブリーディングハートを心に感じたので、そのエッセンスを作る事を決めて、森に入りました。 

私が大好きなスポットに、ブリーディング ハートが群生しています。そこはトレイルをしばらく歩くと、違う世界への入り口のように2本の立派な杉の木が2メートルほどの間隔で立っています。そこを通り抜け、植物をかき分けながら、しばらく歩いた所にブリーディング・ハートがたくさん育っている森があります。この中心でエッセンスを作りました。 


Owl (フクロウ)も、私たちの様子を見にきました。 
フクロウのメディスンは、「Clairvoyance—透視」です。 
鋭い観察力を与えてくれます。また、夜の鷲と呼ばれており、夜中に夢などを通じてメッセージを運ぶと言われるメディスンです。 


再び蜘蛛もたくさん現れました。 


愛らしいハートの形をしたブリーディングハートは、私たちのハートに作用します。共にたくさん咲いたブリーディングハートは、私たちは一人ではない事を再確認させてくれます。 


              





心を開き、無条件の愛で助け合う事を教えてくれるBleeding Heart (ブリーディングハート/鯛釣り草)のエッセンスが出来上がりました。 


この旅のエッセンス作りはこれで終了です!
 しかし、まだこの旅は終わっていません! 

次回最終回をお楽しみに!



2010年11月26日金曜日

Eagle Spirt Essence/Taft Creek Spring Waterエッセンス作りの旅4

Taft Creek Spring Water (タフトゥクリーク スプリングウォーター) 

ワシントン州オリッピック半島で作りました。 




ホーレインフォレストの中の、タフトゥの小川の湧き水で作られたエッセンスです。川の底が見える、透き通った落ち着いた水の流れは、心の奥深くを映し出し、そこに浮き沈みする感情を、穏やかに受け入れる事を教えてくれます。あるがままに感情を受け入れて、判断せずになすがままに、物事を受け入れる事をサポートするエッセンスです。自分自身を見失わずに、流されるのではなく、流れそのものに身を委ねて、宇宙の流れを信じる事を助けてくれます。 

A story of making essence: 

レインフォレストのエッセンス作りを終え、導かれながら更に森の奥へと向かいました。 


いやー、この森は凄い! 楓の木々が踊っているようで、私たちも踊ってしまいました! 


蛇と出会いました。
蛇のメディスンは 『Transmutation-変形や変化』、火の要素の象徴です。 








トレイルを奥に進むと、Taft Creek (タフトゥ クリーク)という小川が現れました。とてもきれいなその水は、湧き水でした。
私たちは、その湧き水が出ている場所を探しました。 


空の青さが水面に反射し、小川の底が見えるスポットで、エッセンスを作る事に決めました。 


川の中腹に渡り、エッセンスのボールを置きました。 















ここでも、小さな蜘蛛が出向いてくれました! 


              
タフトゥの穏やかな流れと、その音にフォーカスして川に瞑想すると、自分の心の移り変わりが、その川の底に映るように感じました。 

宇宙の自然に,身を委ねて信じる事を教えてくれるエッセンス: 
「Taft Creek Spring Water (タフトゥクリーク スプリングウォーター)」のお話でした。 

次回へ続くー